2014年11月9日日曜日

☆' さて今日も


日々秋も終わりになってきて

葉っぱもかなり少なくなってきた

今日はどんより曇り空、、ゆえに比較的暖かい朝

昨日は快晴、その代わり寒い朝、、最低気温は-3℃

外の車は霜でガリガリ;;;

さて、、、ここ数日分、数日後をまとめて段取り

今日もやりますか、仕事


昨日作業場裏で、

ポツンと一か所のモミジ
もうすぐ全部落葉かな










2014年11月3日月曜日

☆' 仕事を通して、、。


ちょっとまじめに^^;;;

 仕事の関係で所属している団体がある

〇地元の建設工業連合会
後継者不足、地元業者が新たに増える事は無しに等しく
業者の社長・代表が集まるが年々規模は小さくなるばかり
年に一度、下記の団体と合同で商工産業祭等で
木工教室(小物の組立)、箸造り等の行事は木に触れる、と言う事では良い事かな、。


〇建築士会
建築士を取る者は毎年居るのだが、士会に入会するものが少ない
これも後継者、新規に志す者の減少が少なからず影響している
最近では大会ごとに、どうしたら士会員が増えるか課題になっている
一級建築士、二級建築士と一般的だが、残念ながら余り知られてないが
「木造建築士」と言うのが有り、こちらもっと増えると良いな、、と思う


〇福島県建築大工業協会
ほぼ地元、地場にて仕事をする工務店、大工の県単位の組織
こちらも新規で開業し、入会する方はあまり居ません
後継者、担い手不足、また伝統工法、継ぎ手、仕口の刻みを出来る者の減少
大工の技術、規矩術を継承していかなければとの事で
現在、木造建築を周知、担い手を見つけ、育て、と事業が進められています
、、、自分の所で一杯一杯の所、会合、会議、、中々大変、。


以上の事からこの業界、卒業するものは多いが、入って来る者は少ない

減少傾向は歪めません

ただ、自分は自分の狭い了見で感じていたのも事実、最近中通りの方との交流が増え

まだまだ若手で、木造建築に携わり、志す者が多い事に驚く

しかし、地元田舎に限れば正直皆無に等しい、価値観がそこに生まれないからだと思う

小学、中学、高校、大学と育ち歳を重ねていく間にそれぞれ色々な情報、世の中を知る

当然自分の求める価値観に合致した職に就こうと思うのは当たり前だ

田舎の限られた情報、基本的な衣食住を考えた時に、候補から外れてしまうのも、、

残念ながらこの仕事をしていても解らなくない

少し話は逸れるが、、

100円、200円で買える物ではない、一生背負うほどの金額が掛かる

しかし建築基準法も高所得者、低所得者、一律に掛かる

近い将来困ったことになりそうだが、寒く雪が多く降る地方では、

地域優良住宅、新省エネ法と新たに掛かってくるようなものなら、コストは当然高くなり

最低限クリアしなければならない線を、限られた予算で超えるのも難しくなる

こうなると「木」を楽しんだり、「人が造る」と言うこだわりよりも、

とにかく住む個体を何とかせねば、、となるのも致し方ない

この辺をこじ開け、「木」の良さ、「やさしさ」「ぬくもり」等を知ってもらうのは並の大変さではないが

もし、これらの想いを一般の皆さんが周知していればまた少し変わって行くかもしれない

もし、小さい頃に「木」に触れる機会が有り、その「木」の良さを知れば、

それを造ってみたいと志す者も増えるかもしれない

、、、大工の息子が大工になる理由も、少なからず小さい頃から身近にあったから、とも

言えるのではないかと思う。


上の3団体で非力ながら活動に加わっている中で、こんな事を考えるようになり

何か簡単に出来、安い(あたしゃ金無いんで;;;)ミニチュアの模型とか無いかな、、、と

想っていた所、大工業協会の活動で広報関係で協力して頂いている方からこんな情報を得た

鎌倉市のHPから引用画像


鎌倉市の「事業者と創業を目指す方への支援」にて、採用されたものです
HPはhttp://www.city.kamakura.kanagawa.jp/shoukou/sien/genki-up-kunde.html
業者の詳細や購入などはサイト元から見れます

画像の通り、木組みの木のおもちゃ

構造材と木のピースとピンで組立

最近の建築に採用されている金具&ピンでの施行に近いけど

このサイズで伝統工法の継手、仕口は厳しいし、

要点と言うか狙いと言うか作った方の想いは、HPにも記載が有りますが

子供から大人まで一緒になって一つの物を造る、と言うコンセプトの様です

こちら、考え造られた方、素晴らしいです

自分が思ったのは、何より、家の中身を知ることが出来る。

見て解る人には解りますが、木造住宅は基本的に(意匠絡むと別だが)

「部材は常に、必ず支えあいながら成り立っている」と言う事

土台が有って、柱が立ち、その柱で桁・梁を持たせ、それに屋根が掛かる

順番があって順番を守らないと形になりません。

今、「道徳」とか今更騒がれ始めていますが、これは人間社会でも同じ事だと思います

この一連の事をこう言った木の模型(おもちゃ)で知ることが出来る

そして、「楽しさ」、「木」の良さを知れば、新たな「職人」「担い手」が生まれて来るかもしれない


とか思ったりですが、、余裕が有れば、、、ネ、、、;;;

こういう事してみたいです^^;


建築に限らず色々な分野、物の長所短所を知った上で選択して行く過程

ってのも大事なのではないかと思う

教育って、、こう言う事じゃないのかな、、、と、生意気ですかネ、、、。