2016年2月24日水曜日

☆' 困惑@石膏ボード作業の中で


先の記で石膏ボード作業と記したが

最近この石膏ボードで困惑している

この業界、建築、石膏ボードは欠かせない存在になっている

大壁洋室に限らず、和室も

クロスの下地ばかりでなく、EP塗装仕上げ、左官の下地と

室内の大きな割合で石膏ボードが使われている

この石膏ボード、大きく分けて二社から出ている

吉野石膏とチヨダ、。

シェアは多分吉野が多いと思うし私もず~~~っと吉野石膏だ

チヨダの方が曲げに強いらしく

R面になどはR専用じゃなくても使えると言う話も聞いた

またチヨダの方が安いようだが

自分の仕入れ先数社もあまり取引が無いようです

吉野石膏を使う理由は、

まずいわき市に工場がある(県産)

製品の精度、信頼性


が、、、ここにきて、。


まず困惑の一つ

処分、。

これが困った事で、最近ようやく工場直接だと

また処理を引き受け始めたようだが、

それ以外は未だ最終処分、。処分費が高いのだ

一軒建築するのに最近は産廃処分費に頭悩ませるほど高い

新築一軒分、新規で購入すると端材の処分費が

購入金額の半分以上だ

こんな話は無い、、、。

しかしながら、、防火の観点やコスト的にはまだ他の建材より

面積を稼ぐのに長けている

仕方ないかもしれない

が、、、気を付けないと㎡単価は陰で結果高い事になる


が、、、、、それよりも困った事が

精度と前途したが、、、

まず、復興で工場フル稼働、生産が大変なのは解らなくもないのだが、、。

建築、建物のピッチは3尺を910㎜で取っている

6尺、一間とも言うが、今では1,820㎜

以前は寸の差金(曲金)に出来るだけ近づけたいと言う事から

909㎜、1818㎜でピッチを取っていたし、今もそうしている所も有るようだ

フローリングなどは今でも1,818㎜なので

広い面積を張るときは張り初めに気を付けなければならない


たかが1~2㎜なのだが

大きく言うがされど1~2㎜である

1㎜が10箇所違うとトータル10㎜、1㎝の狂いになる

10枚フローリング張って左右で10㎜違っても問題ないと言う人なら良い


さて話を戻すが

この3×6の石膏ボード

横は910㎜、長さは、、、実は1,820より少し長い

多分長さは横に切った際、斬る刃の厚み分余裕見て

長めになっているのかと勝手ながら思っていた

なので、一枚縦に張るのと、二枚横に張るのでは

若干高さが違う

これはもう何年も前からそうなので、予め計算できる


が、、、この現場で天井(9.5㎜厚板)を何枚か突き付けて張って行った際、、

自分が墨出しした線からずれてきた


自分が墨出しをミスしたと悔しがった


が、、縦に切ろうと910㎜側にスケール当てたら


まじですか、、、「小さい」

数枚測ったがやはり殆どが1㎜は小さい



購入先に問い合わせたら

問屋らしいが

「JIS規格範囲内です」・・・だと

別な取引先からも聞いてもらった

メーカーらしいが「ありえません」・・・だと




壁用で12.5㎜厚はどうかと思ったら、やはり、、。



0出し

300で合わせる

ありえないって???

しかも、矩も悪い、。90°じゃないんだな

隙間なく張ってるのに辺に三角の隙間が出来る

カッコわりー、、。


もう一度言う、10枚張ったら1㎝狂うんだぜ

俺は隙間なく張りたいぜ

下地は場所に寄っちゃ30㎜間柱

芯15㎜から10㎜ずれたら5㎜しか掛からない

多分、人質、やる人によっちゃ構わず塞ぐぜ、、見えなくなるし

ってより5㎜受けでビス打つって大変だぜ

紙巻いてある短手はよっぽど端まで頑張れるが


急いで張れば少しずれるから予め小さくか?????

良い家ってなによ、、、まずはこういう事じゃね


最近は親方・社長が現場で働かない

だからこう言う現場の問題が先端の作業してる人間で止まる

モノづくりの日本がダメになって行く一つの要因だ



処分は高いし、精度は悪いし

何かしら考えがあって規定より小さくしてるなら解る

真摯な対応ならそれを踏まえ仕事するが

JIS範囲だの、ありえねーとか、、、。


ま、、、判断材料にはなりますな、。







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