チト前置き長くなるが
以前ウッドデッキ施工した後に、
トラブルとまではいかなくも、ちょいと困惑した事が有った
バイクや車などの趣味の方も多く、
何かと結びつきも有りがちなウッドデッキ。
その時の参考にでもなれば、、と書いて置く
で、ま、物事には一長一短あって、
臨機応変にその都度対処していくのが大事であり
偏った情報に降りまわされないようにして下さいね
との意味も有る
先日御引渡しした物件
ウッドデッキがやはり欲しいと
今は、色々な材料と方法がありますが
追加工事につき出来るだけ安価にと言う事で始まった
ウッドデッキはネットでキット的な物も数多く
樹木と樹脂の混合剤で耐久性のある資材も出ている
また、本格的には船の甲板などのイペとかセランガンバツ
そしてWレッドシダーなどで造れば言う事なしだが
いかんせん高価で工賃含めたら大変な金額になってしまう
今回は下屋の下に設置、オープンではない
直接雨も当たらない(吹き込めば当然濡れるが)
なので、割り切って考える
そして、後々に部材の交換も初心者でも出来るように簡素化
骨格は桧の90㎜角、根太は入れずに大引きとして3尺飛ばし
3尺飛ばしなので板を厚めにする
桧の骨格は多分相当持つと思うが
板は、経年でいつか交換となるだろう
なので、割り切って「杉材」とした
幅210㎜(7寸)、厚さ36㎜(1寸2分)
長さは2間取れるが交換しやすくするために
あえて1間(芯々1820㎜)に切った
ま、杉材が一番安く上がるかな
やはりコメリに「カフェ板」として同じようなサイズで
暑さが30㎜の板が1,000円ちょっとで販売してるかな
杉材そのままではヤレるのが早いので、骨格の桧も含め
今回は水性のキシラデコールのクリア防腐剤を3回塗りで施工したみた
で、前置きが長かったが
問題はこの板、特に針葉樹の板
切り口だが、丸い円状の年輪があるのがお解りかと
これは我々では「材を板目に取る」と言う
(柾目とは年輪が縦になる様に製材する事)
写真上が木表側と言い写真下が木裏と言う
基本的に大工は木材を施工する際、見える方に木表を出す
木表の方が節が少なくカンナで仕上げても奇麗だからだ
で、それだけではない
実は以前その大工の基本でデッキ板を施工した
数か月後別用事でそのお宅に行ったのだが
「○○さん(自分の事)の板の張り方、
間違ってるってユーチューブでやってたよ」
と、、、言われた
確かに、一長一短でマイナスな部分も有る
この大工基本の施工法だと写真両端が上に
年輪が水平になろうとして結果板が沿ってしまう
それが間違ってるとの話だった
そのユーチューバーは「両端が跳ね上がるから引っ掛かる」
との事の様だ
因みに広葉樹ははっきりとした年輪が出にくく
前途のイペ等はほぼ無いのでこういった目による狂いは出にくい
木裏出したら出したで真ん中盛り上がんね???
と、、、思うし、
軽~く山の連続では濡れたら滑んじゃね???
それよりも、、、
これが一番心配
画像は木裏側
全部が全部はならないが
木の性格上、木裏はささくれが起きやすい
このめくれ、、酷い時はどんどん剥がれてくる
それよりも
足、怪我するよ
爪の間に入ったら・・・怖いぜよ
やっぱり・・・木表出した方が、、、良いんじゃね
一長一短、そして臨機応変と
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