27日(日)
ぶらり会津若松と
まず、県立博物館が若松に有る事をほぼ知らず
3年間学校通ったが…(笑)
博物館では今、「匠のふるさと会津・技と祈りの建築文化誌」
と言う催し展が開催中
建築、新しい事は当然勉強しなければならないが
こういう歴史、また昔の文化を「知る」と言う事は大事で
同じ志の建築関係仲間4人でお出掛けとなった
まず…昼ランチ
博物館すぐの「かみしろや」
店舗が新しくなっていた
旧店舗に来てた時はもう10年くらい前か、。
好きな「山都」の蕎麦を会津若松で食せます
鴨ざる(大盛)
美味かったです♪
また、山都の宮古に蕎麦喰い行きたくなった
で、博物館に向かいます
工事中でぐる~~~っと廻って入館
道具や儀式、刃物、知ってる物もあり、知らん物もあり
勉強になった
展覧はテーマ別に
「木を伐り、家をたてる」
「神に祈り、家をまもる」
「会津名工列伝」
「屋根葺き集団 会津茅手」
「越後大工の活躍と会津」
となってました
以下は特に調べたりしてない自分の思いなので、、、
間違いあったら失礼
上棟の際の五色の旗と矢羽
こちらは現在も、自分も通常行う
こちらも小屋裏に入れますネ
聖徳太子像
大工の神は、弁財天様とか聖徳太子とか言いますが
刃物に絡む職人も昔は多く居ましたが
殆どは廃業されてしまい
10年以上前かな、
こちら地元にも足を運んでくれてた中屋さんも廃業
昔は手刻みしてたので、目立て、曲がり直し
割れた鋸を溶接してもらったり…
最後に想い出として尺鋸を買った
昔々、釘などほぼ使わなかった頃は
どこから刃物入れてもやっつける事は無かったが
今では、釘、更にはビス、見え隠れから打ってあるので
…ガリガリ~~~っと、、、一発で良い鋸が終わると;;;
ま、5~600円で売ってる
替え刃の鋸になってしまっていくのも、、、時代なんかな、。
最近は鉋(カンナ)も替え刃式がある
自分は持って無いが、。
カンナは刃は勿論大事だが、台創りが大事なんだよね
先と刃の手前が揃って刃の後ろから蟹一重ですきまを造る
ツキ鑿(ノミ)
こちらは手で押すタイプ
組ノミも「たたきノミ」と「追入ノミ」と
追入は「しつけノミ」とも言い、仕上げや和室造作などで使う
ノミやカンナは、ほぼ青鋼
刃が厚いので靭性はあまり求められてないが
ただ、硬すぎると刃こぼれしやすい
ので、ノミにはハイス鋼なんてのもある
以前、鉈(なた)の事でブログにしたが
鋼には、主に、黄、白、青と種類があり
うち等使う刃物にはほぼ青鋼が使われている
青より柔らかいのが白鋼、「研ぎ」やすくなるのだ
なので包丁には白紙が使いやすいと聞く
で、、、黄色って???と思っていたのだが
なんと、手鋸は黄紙で打たれていたのだった
安価に、靭性が強く、柔らかく(目立てやすい)
しかもノミやカンナの様な切れ味は無くていい
まさに黄紙の出番って感じだ
ホント、今回勉強になった、、。
会津の建築のルーツは新潟と以前より聞いてはいた
刃物と言う観点からもそうなのかも知れないかな
会津にある神社・仏閣も新潟の職人の作が多い
今回の展覧の次は刃物の様で
ん、時間有ったら来てみたいかな!
バイクも楽しいけれど、こういう休日も…
なかなか良いんでないかい^^;
…と博物館を後にし、もう少し会津を楽しんでみる
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